頚椎の変形だけが原因ではありません
- 上を向くと、首や肩、腕や背中が痛む
- 痛み止めを飲んでも変わらない
- 手のひらや指先がしびれる
こういう状態は、頚椎の変形による神経圧迫が原因とは限りません。
その理由を説明します。
頚椎症の痛みやしびれは筋肉が原因の場合がある
頚椎症の痛みやしびれは、首の骨の変形による神経圧迫ではなく筋肉が原因の場合があります。
頚椎の間隔が狭いとか、変形しているのは関係ないことがほとんど。
つまり、変形は変形しているだけで、痛みやしびれとは関係がないことが多いのです。
筋肉に原因があると言える3つの理由
頚椎症の痛みやしびれは、神経圧迫ではなく筋肉に原因があることが多いです。
その理由は、主に次の3つ。
- 頚椎の間隔が狭くても痛み・しびれが無い人もいる
- 神経圧迫の状態変わらないのに痛みを感じないことがあるのはおかしい
- 動作に伴う症状は筋肉が原因
筋肉が原因ならこうなりやすい
バツ印の部分にある筋肉が原因の場合、赤い印の部分に痛みやしびれが出やすくなります。
首・肩周りの筋肉が原因の場合
首・肩周りの筋肉が原因で痛みやしびれが出る
上を向くと、首や肩、背中が痛む。そんな時は、首や肩の筋肉が原因です。
首の前・胸の筋肉が原因の場合
首の前や胸の筋肉が原因で痛みやしびれが出る
首を横に倒す、腕を前や横に上げる。この動作で痛みやしびれが出るなら、バツ印の部分の筋肉が原因です。
なぜ、筋肉が原因の頚椎症に鍼をするのか?
- 頚椎の変形があっても、痛みやしびれは筋肉に原因があることが多い
- 筋肉が原因の痛みやしびれなら、鍼で筋肉を施術することができるから
使用する鍼について
当院では、すべて使い捨ての鍼を使用していますのでご安心ください。
すべて使い捨ての鍼です
よくあるご質問
頚椎症に関して、よくいただくご質問をまとめました。
鍼の施術に関するご質問
■ご質問
頚椎症と診断されました。首の骨の間隔が狭いと言われたのですが、鍼をしてもうらことはできますか?
■当院からの回答
首の骨の間隔が狭い場合でも、痛みやしびれの原因は筋肉にあることが多いです。
お体の状態が、筋肉に原因があるようなら施術をすることは可能です。
鍼の効果に関するご質問
■ご質問
レントゲンを撮り、頚椎症と言われました。鍼をすれば良くなりますか?
■当院からの回答
良くなるかどうかは、実際に施術をしてみなければ分からないというのが正直なお返事になります。
ただ、薬が効かない場合でも、筋肉に原因があるなら施術をすることが可能です。
通院するペースに関するご質問
■ご質問
頚椎症で腕に痛みやしびれがあります。どれくらいの間隔で通うのが良いですか?
■当院からの回答
痛みやしびれの状態にもよって異なります。
基本的には、最初の2週間は週2回程度。その後は、状態に応じて週1回程度のペースが適切な方が多いです。
頚椎症の施術をご希望の方はご予約ください
頚椎の5番と6番の間隔が狭くなっている場合、そのことが痛みやしびれの原因と言われます。
ですが、間隔が狭くなっている状態でも、実際には固まった筋肉に原因があることが多いです。
そして、筋肉が原因なら筋肉がゆるむことが必要。そのための施術を行っています。
施術をご希望の方はお電話でご予約ください(営業TELお断り)。
ご予約以外のお問い合わせはメールでお願いします。