走るとスネの内側が痛くなり、湿布を貼り続けても変わらない。
そんな場合の原因や対策について必要なポイントをお伝えします。
シンスプリントの原因は骨ではなく筋肉
- 走るとスネの内側が痛くなる
- スネの内側が少し腫れている
- レントゲンでは異常なし
こういう状態なら、スネの内側が痛む原因は骨ではなく筋肉にあります。
シンスプリントの原因が筋肉にあると言える理由
走るとスネの内側が痛くなる。こういった、動作に伴って痛む場合は筋肉が固まったことに原因があります。
疲労骨折のような骨の症状はない。でも、走ると痛くなる。これは、筋肉に疲労がたまり固まってしまった証拠。
スポーツをしている方で、走るとだんだん痛くなるとか、練習後痛むなら筋肉が原因です。
筋肉が原因でスネの内側が痛む時に必要なこと
スネの内側に痛みがあり、その原因が固まった筋肉にある。この時に必要なのは、その筋肉がゆるむこと。
湿布では、固まった筋肉をゆるめることはできません。湿布は貼る消炎鎮痛剤。ですから、炎症による腫れなどには良いでしょう。
ですが、固まった筋肉が原因で痛みが出ている状態には、その筋肉への対策が必要なのです。
こんな時にスネの内側が痛むなら筋肉が原因 -チェックリスト-
固まった筋肉が原因でスネの内側が痛む。その場合の特徴をあげます。
- 走るとスネの内側が痛くなる
- 走る距離に従いスネの内側の痛みが増す
- ランニングで足が接地した時に痛む
- ジャンプして着地した時に痛む
- スネの内側を押すと鈍痛がある
- 走った後は脛の内側が痛む
- レントゲンで骨に異常がない
他にも考えられる状況はありますが、上記のような場合は筋肉に原因があると考えられます。
シンスプリントの原因になる部分
シンスプリントになり、脛の内側が痛む。その原因は、主にどの辺りにあるのか説明します。
スネの内側の筋肉
スネの内側の筋肉が原因になる
スネの内側にバツ印と赤い印を付けています。バツ印の部分にある筋肉が固まると、赤い印を付けた部分に痛みが出ます。
走ったり、ジャンプして着地した時などに痛みが出る。そんな場合は、バツ印の部分が原因のことが多いです。
シンスプリントに鍼をする理由
シンスプリントでスネの内側が痛む。この場合の原因は、筋肉が固まったことにあります。
このことから、シンスプリントによる痛みに鍼をする理由は次の2つです。
- シンスプリントの原因は、脛の内側などの筋肉が固まったことにある
- その筋肉に対して、鍼なら直接施術をすることが可能だから
[aside type=“normal”]疲労骨折をしている場合は施術の対象外です。[/aside]
シンスプリントに対するトリガーポイント鍼療法
当院では、トリガーポイント鍼療法という施術を行っています。痛みやしびれの原因になっている筋肉を施術する方法です。
走るとスネの内側が痛くなる。その原因が、筋肉にあるのなら施術の対象になります。
※施術の効果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
使用する鍼について
当院では、すべて使い捨ての鍼を使用していますのでご安心ください。
すべて使い捨ての鍼を使用しています
よくあるご質問
シンスプリントについて、よくあるご質問をまとめました。
施術の回数に感するご質問
■ご質問
シンスプリントになり、痛くて走れません。何回鍼を受ければ走れるようになりますか?
■当院からの回答
施術の回数に関しては、個人差もあるため一概に何回とお答えすることは困難です。
あえて言うなら、1回の施術のみで完全に良くなることはないと思います。
一定の間隔で、施術を続けて受けていただく必要がありますので予めご了承ください。
施術に関するご質問
■ご質問
ランニング中にスネの内側が痛くなる状態が続いています。また、腫れもあります。
鍼をしてもらうことは可能ですか?
■当院からの回答
痛みや腫れが続いているのなら、まずは整形外科を受診してください。
病院受診の目的は、疲労骨折をしていないかどうかを診察してもらうことです。
疲労骨折をしていたなら、医師の指示に従ってください。疲労骨折がなければ鍼の施術は可能です。
セルフケアに関するご質問
■ご質問
走った後に、スネの内側の痛みが出たり時々腫れることもあります。
アイシングをした方が良いですか?
■当院からの回答
走った後に腫れが出るなら、一時的に冷やすのは良いことです。
ただし、冷やして痛みが増すなら冷やすことは止めてください。
アイシングには、冷却シートが便利です。
シンスプリントの施術をご希望ならご予約ください
シンスプリントになり、走ると脛の内側が痛くなるので長い距離が走れない。こうなると、練習ができないし、大会を控えていると困ると思います。
この場合で疲労骨折がなければ、原因は固まった筋肉にあります。そして、その固まった部分がゆるむことが必要。
湿布やアイシングも良いですが、これらには固まった筋肉をゆるめる作用がありません。ストレッチやマッサージも良いですが、指では深部の筋肉まで届きません。
こんな場合には、原因になっている筋肉を直接施術することが大切。そのための方法の1つが、筋肉に鍼をするトリガーポイント鍼療法。
走ると痛いし、湿布やアイシングでは治まらない。ストレッチやマッサージもしているけれどやっぱり痛い。そんな状態なら、トリガーポイント鍼療法をお試しください。
施術をご希望の方はお電話でご予約ください(営業TELお断り)。
ご予約以外のお問い合わせはメールでお願いします。